KADOMA ART FES 2022 CONTEST 受賞作品発表

審査委員長賞(海洋堂 宮脇修一)

中川やすみち/錦魚/花魁


門真市長賞

長田育紀/エコアニマル


藤岡幸夫賞

ヨッシー/
memory trigger


わかぎゑふ賞

中根ちえこ/肌-20221125


Panasonic AKARI賞

R.A.F/無題


タイガー魔法瓶賞

A1子©︎(アイコチャン)/Love Press


実行委員賞

河合美穂子/静寂
たけうちさや/- なごり -


特別賞

幡田菜摘/面忘れ
佐々木文夫/絵画10点
Rimi/TB-2 inori



審査員






門真市長 宮本一孝(みやもと かずたか)
 KADOMA ART FES 2022 まちかど・まちなかギャラリーコンテスト入賞、おめでとうございます。
 本コンテストには、103点の応募作品の中から、二度にわたる審査を乗り越え、見事に11点の作品が入賞されました。皆様の作品は、それぞれの個性が見事に表現され、どの作品も大変素晴らしく、心を動かされるものでした。   KADOMA ART FES 2022にご来場の皆様も、きっと終始ワクワクされながら、まちなかを歩き、作品をご覧になられたことと思います。
 このような身近に芸術文化を楽しめるコンテストを開催できましたのは、作品をご応募いただいた皆様をはじめ、門真市文化芸術推進基本計画パイロットプロジェクト実行委員会、そして関係各位のご尽力の賜物であります。今後もこの誰もが楽しく参加できるイベントを継続され、「門真のまちをアートで染めよう」の合言葉のもと、本市がさらに文化芸術あふれるまちとなりますことを期待しております。













審査委員長
宮脇 修一(みやわき しゅういち)
1957年・大阪府出身
 (株)海洋堂 取締役専務兼、日本最大の造形イベント「ワンダーフェスティバル」実行委員長。
海洋堂創設者・宮脇修の実子、通常の役職では計れない海洋堂という組織を体現する存在。
 通称“センム”で親しまれている。1964年、父・宮脇修が模型小売店として創業した海洋堂の経営に幼少のころから参加。80年代以降は磨き上げられたその“模型審美眼”で造形作家達を統率し、小売り業種からフィギュアメーカーへ転身した海洋堂の立ち上げと牽引に従事。発表したアニメや特撮ヒーローのキャラクター、恐竜等の絶滅生物における精巧で躍動感あふれる造形表現は、国内外から高い評価を受ける。
 日本のガレージキット(フィギュア)シーンの誕生と発展における最重要人物の一人。近年では、-日本の動物シリーズ-から始まり、社会現象にまでなった食玩ブームを生みだした。以降も国内外のミュージアム施設や大型展示イベントとのコラボレーションを展開、マニアにとどまらない一般層の支持も集め、様々なジャンルでヒットフィギュアを発明し続ける。著書に「造形集団海洋堂の発想」、「好きなことだけで生き抜く力」がある。













藤岡 幸夫(ふじおか さちお)
関西フィルハーモニー管弦楽団 首席指揮者
 英国王立ノーザン音楽大学指揮科卒業。「サー・チャールズ・グローヴス記念奨学賞」を特例で受賞。1994年「プロムス」にBBCフィルを指揮してデビュー。以降、ロイヤル・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィル等数多くの海外オーケストラに客演。2017年のアイルランド国立響公演ではマーラーの第5交響曲で聴衆総立ちの大成功を収めた。マンチェスター室内管弦楽団、日本フィルを経て、現在関西フィル首席指揮者、東京シティ・フィル首席客演指揮者を務める。毎年40公演以上を指揮し、23年目のシーズンを迎えた関西フィルとの一体感溢れる演奏は常に高い評価を得ている。テレビ、ラジオへの出演も多く、番組の立ち上げに参画し指揮・司会として関西フィルと共に出演中のBSテレ東「エンター・ザ・ミュージック」(毎週土曜朝8時半)は、放送9年目の人気番組。2002年渡邉暁雄音楽基金音楽賞受賞。東大阪市特別顧問。滋賀県長浜市PR大使。きょうと城陽応援大使。2020年エッセイ集『音楽はお好きですか?』(敬文舎)を、2021年12月続刊を刊行。2021年9月CD『シベリウス交響曲全集』(ALM RECORDS)をリリース。
オフィシャル・ファンサイト http://www.fujioka-sachio.com/
Twitterアカウント @sacchiy0608
















わかぎゑふ
(女優、劇作家、演出家、エッセイスト)
大阪府出身
 リリパットアーミーⅡ2代目座長として多くの作・演出をこなしながら、最近はプロデュース公演にも力を入れている。また、自分が立ち上げた大阪弁の人情劇を上演するユニット「ラックシステム」の評価も高く、小劇場のみならず商業演劇の作・演出も増加中。2010年より、新神戸オリエンタル劇場の芸術監督に就任。古典芸能の造詣も深く、2006年には歌舞伎座で作・演出 (坂東三津五郎主演「たのきゅう」)。翌2007年からは茂山狂言会とのコラボで新作狂言の脚本、衣装、小道具、出演などを続けている。エッセイストとして「大阪シリーズ」は根強いファンが多くいる。著書に「大阪の神々」「大阪弁の秘密」。またNHK「リトル・チャロ」シリーズの原作者でもあり、2014年に自らのノベライズ版「小説リトル・チャロ」を出版。関西テレビ「スーパーニュースアンカー」「関テレ通信」に出演中。「カンテーレDE玉手箱」構成台本・演出も手掛ける。
[受賞歴]・00年度(財)大阪市女性協会きらめき賞受賞 ・01年度大阪舞台芸術奨励賞『お祝い』の作・演出にて受賞・11年度バッカーズ・ファンデーション演劇奨励賞受賞(三軒茶屋婦人会「紅姉妹」の脚本に対して)・17年古典芸能とのコラボレーションの企画「わ芝居」を立ち上げ第一回公演「カラサワギ」を上演。芝居と同時に同じストーリーで2本の落語の本も書き下ろし噺家が高座にかけ、大阪文化祭奨励賞を獲得した。