KADOMA ART FES 2023 CONTEST 受賞作品発表

審査委員長賞(海洋堂 宮脇修一)

MITSUHOSHI/HALL


門真市長賞

多保 義之/仮面


門真ロータリークラブ賞

Rin-en/糸かけアート「希望」


藤岡幸夫賞

那須ヨルイチ/
どんぐり小人の音楽隊


タイガー魔法瓶賞

芝本登萌/解放


審査員特別賞

石橋茉衣/Proto -baboo-

実行委員賞

中根ちえこ/指紋20231125
カミジョウミカ/マボロシの街に宇宙人いた





審査員






門真市長 宮本一孝(みやもと かずたか)
 KADOMA ART FES 2023 まちかど・まちなかギャラリーコンテスト入賞、おめでとうございます。
 今年は73点の応募作品の中から、二度にわたる審査を経て、見事に8点の作品が入賞されました。
 絵画作品から立体造形まで、様々なジャンルの作品が門真・大和田駅前エリアの街並みに彩りを与え、とてもワクワクした気持ちでまちを歩きながら、一つ一つの作品を鑑賞させていただきました。
 また、作品それぞれに作者のこだわりや思いが感じられ、その作品にしかない魅力に心惹かれました。KADOMA ART FES 2023にご来場の方々も、皆様の作品によって、まち全体が美術館となった「アートのある風景」を楽しまれたことと思います。
 本コンテストが開催できましたのも、ご応募いただいた皆様をはじめ、門真市文化芸術推進基本計画パイロットプロジェクト実行委員会、多くの方々のご尽力の賜物です。
 今後も誰もが楽しくアートを感じられる本イベントが継続され、「文化芸術であふれるまち門真」となりますよう、変わらぬお力添えをよろしくお願い申し上げます。













審査委員長
宮脇 修一(みやわき しゅういち)
1957年・大阪府出身
 (株)海洋堂 取締役専務兼、日本最大の造形イベント「ワンダーフェスティバル」実行委員長。
海洋堂創設者・宮脇修の実子、通常の役職では計れない海洋堂という組織を体現する存在。
 通称“センム”で親しまれている。1964年、父・宮脇修が模型小売店として創業した海洋堂の経営に幼少のころから参加。80年代以降は磨き上げられたその“模型審美眼”で造形作家達を統率し、小売り業種からフィギュアメーカーへ転身した海洋堂の立ち上げと牽引に従事。発表したアニメや特撮ヒーローのキャラクター、恐竜等の絶滅生物における精巧で躍動感あふれる造形表現は、国内外から高い評価を受ける。
 日本のガレージキット(フィギュア)シーンの誕生と発展における最重要人物の一人。近年では、-日本の動物シリーズ-から始まり、社会現象にまでなった食玩ブームを生みだした。以降も国内外のミュージアム施設や大型展示イベントとのコラボレーションを展開、マニアにとどまらない一般層の支持も集め、様々なジャンルでヒットフィギュアを発明し続ける。著書に「造形集団海洋堂の発想」、「好きなことだけで生き抜く力」がある。













和田 圭史(わだ けいし)
門真ロータリークラブ会長
津嶋部神社・神職 2009年より総務省行政相談委員 1986年より自治会役員 観世流謡曲師事
 文化芸術による心豊かな魅力あるまちづくりのための門真アートフェスというまちなかで行う文化芸術事業に取り組まれた事、本当にすばらしいと思います。大和田駅南側エリアを回らせていただき文化芸術の創造・発信と鑑賞機会の提供となるものと考えます。そして、それぞれの作品が楽しさや感動を与えるものと喜びを感じました。これからも市民が文化芸術に関わる機会が増えるように応援していきたいと思っております。
 門真ロータリークラブでの本年のテーマは、多様な幸せが実現されるためには、互いに信頼し助け合うことができる自他共に栄える世の中にしようとする「ともに生きる」という理念が大切になってくるものと考えるものです。私たちロータリアンは、世のため人のために役立つ奉仕をし、地域社会に貢献していく事が求められていると考えております。ゴードン・マッキーナリーRI会長のテーマは「世界に希望を生み出そう」であります。これが、ロータリーが世界に変化をもたらす方法です。私たちは、一つずつ新たな希望を生み出しています。目標は、破壊的な紛争から世界が立ち直れるように希望を取り戻すことです。そうすれば、私たち自身のために持続可能な変化をもたらすことが可能となります。
 ロータリーは平和、機会、生きる価値ある未来の土台を築いています。私たちが得意とすることを継続すると同時に変化に対してオープンで前向きになり、世界と自分自身の中に平和を築くことに力を注げば、ロータリーはより平和で、より希望のある世界を築く手助けができます。世界に希望を生み出すよう、心からお願い申し上げます。













藤岡 幸夫(ふじおか さちお)
関西フィルハーモニー管弦楽団 首席指揮者
 英国王立ノーザン音楽大学指揮科卒業。「サー・チャールズ・グローヴス記念奨学賞」を特例で受賞。1994年「プロムス」にBBCフィルを指揮してデビュー。以降、ロイヤル・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィル等数多くの海外オーケストラに客演。2017年のアイルランド国立響公演ではマーラーの第5交響曲で聴衆総立ちの大成功を収めた。マンチェスター室内管弦楽団、日本フィルを経て、現在関西フィル首席指揮者、東京シティ・フィル首席客演指揮者を務める。毎年40公演以上を指揮し、23年目のシーズンを迎えた関西フィルとの一体感溢れる演奏は常に高い評価を得ている。テレビ、ラジオへの出演も多く、番組の立ち上げに参画し指揮・司会として関西フィルと共に出演中のBSテレ東「エンター・ザ・ミュージック」(毎週土曜朝8時半)は、放送9年目の人気番組。2002年渡邉暁雄音楽基金音楽賞受賞。東大阪市特別顧問。滋賀県長浜市PR大使。きょうと城陽応援大使。2020年エッセイ集『音楽はお好きですか?』(敬文舎)を、2021年12月続刊を刊行。2021年9月CD『シベリウス交響曲全集』(ALM RECORDS)をリリース。
オフィシャル・ファンサイト http://www.fujioka-sachio.com/
Twitterアカウント @sacchiy0608